日記1(2024/04/19)

こちらのツイートに「日記」とリプライをくれた方がいた。たしかに、私は日記を書きたいのかもしれない。ただし毎日必ず、と言われるとどうしても疲れてしまうので、気が向いた時に、ここに日記を綴ることにする。 (ほんとうにただの日記なので、校閲すらしま…

薔薇よりも棘の美しさが愛おしい

わたしがここに記すのは、言葉で表現できる範疇の事象ではない。たしかに、人間である限り臆病は治らない。不安はランジェリーの如く、装着したくなくても装着しなければならないし、肌にまとわりついてくる。時には自分を磨いて磨いて磨いてやっと導き出し…

いずれの人たちも抱きしめていかなければならない深い悲観とその震度について

だれも読まないブログを更新することが大好きだ。だからこそ本当のことが沢山書ける。小説を執筆する時間は気が向いた時、30分間と決めていて、私は現在、3つの物語を同時執筆している。ミルクティなのか、オレなのか、ココアなのかはどの物語の続きを創るか…

gahaha

私は、どんな人が見てもガハハ系の女だし、実際ガハガハ笑うし、むしろ「カ」に濁点がつく笑い方以外知らないくらいガハガハ笑うし、ガハハ系の女っていうより、「ガハハ家」の女だ。つまり家族全員がガハハという訳だ。 話が戻るけど、むしろ「カ」に濁点がつく笑…

摩訶とmono(1)

きっとマーメイドだったから、邪悪。 グラウンドを走り回って、泥を身体中に塗布して、墓参りに行きたい。私の人生は、祖父の家の古時計の中くらいのスケールで、とても熱い。 いつか着てみたいSheglitのワンピース、私が着たら魔女みたいかも。悲しみの方が…

アンティークと冬青

寝息がきこえる距離にいたのに、一夜にして知らない人になってしまうときもあれば、限られた一夜だけを、寝息がきこえる距離で過ごすこともある。 リンドウが咲くまでに新しい自分になりたかったのだけれど、半分まで脱皮した粘着質の膜が、足に絡まりついて…

星々と夜空の詩

https://youtu.be/YulLMGXG868

スペキュレイティブ・フィクション

恋人の温度だった、血というのは。縊痕は線路。憧れのBALMUNGの服、Deorartよりずっとかわいい。展示会へ行った。美術館も惜しみなく回った。記憶が喧騒する。時折、私を地面に叩きつけた。羊飼いのような気分でもあり、ホストのような気分でもあった、東京…

存在しない喫茶店のレビュー

京都の新京極通りから賑やかしい錦市場をずっと抜けて、15分ほど北へ上がると右手に薄暗い石畳の路地が出てくる。(薄橙色のモダンな石畳、ホオノキが生い立つ。5月頃には白い花を咲かせている。)路地の入口には婦人服を扱う気まぐれな店主の店があり、さら…